サイドハーフの動き

サイドハーフの動き

サイドハーフ(SH)の役割が知りたい!
もっと活躍したい!

という人に向けて、役割を解説します。

役割を知ることで、今、自分はどんな動きをするべきかはっきりするので、状況判断が良くなり、ミスも少なくなります!

ぜひ最後までご覧ください!

サイドハーフ(SH)とは

主に攻撃的な役割を果たすサイドプレーヤーです。

サイドでボールを受けドリブル突破を仕掛けたりときには中央に入ってボールを受け攻撃の起点になることもあります。

また、攻撃だけでなく守備の役割も求められます。相手サイドプレーヤーとの一対一や味方のカバーリングをします。

このように攻守において役割がありタッチライン際を何度もスプリントします。つまり、サイドハーフにとって豊富な運動量は必要不可欠です。

主な役割:攻撃

幅を取る

ビルドアップ時、タッチラインまで開き幅をとることで、チームが使えるプレースペースを広げることができます。相手のブロックも広がるため、縦パスを入れ前進できる可能性も高まります。

中央に入る

幅を取るだけでなく、中央に入りパスを受けるのもやり方の1つです。最適な条件としてはサイドバック(SB)が幅を取ってる時。中央に絞ることでSBが使えるスペースを広げることができます。

また、ギャップで受けることで相手のマークを曖昧にさせ、中央で数的優位を作れるので、チームとしての攻撃の幅が広がります。

アーリークロスを狙う

DFラインが高い場合はアーリークロスを狙いましょう。触れば入るようにDFとGKの間のスペースを狙うのがコツです。

縦突破を狙う

縦突破を積極的に狙いましょう。軸足を踏み込むのがコツです。中にグッと踏み込むことで相手の重心を動かし、一方こちらは踏み込んだ軸足を起点に縦へボールを運びます。

また、縦突破を見せておくことで「こいつ縦を狙ってくるな」と思わせることができます。そうすると相手の重心が下がるので、後にカットインもしやすくなります。

このように縦と中をおりまぜ、駆け引きしましょう。

センタリングを狙う

味方の身長やシュートセンスなど、特徴を理解した上でゴールのイメージを描き、センタリングを送りましょう。なるべく中へえぐり、ゴール脇の深いから上げれると、得点確率がグッと高まります。

この位置から低くて速いクロスを送ることで、相手のオウンゴールも誘えます。

ファーから詰める

逆サイドのクロスにファーから詰めましょう。相手DFの背後(死角)で準備するのがコツです。

また、ファーから”こぼれ球”に詰める意識も必要です。GKはボールを外に弾こうとするので、常にゴール脇から狙っておきましょう。「味方がシュート体勢を見せたら、こぼれ球の準備をする」。これを徹底するだけでも得点力がかなり変わります。

DFラインの裏へ走る

スペースがあれば斜めの動きでDFラインの裏を狙いましょう。例えばFWが落ちてDFが食いついた分、空いた背後のスペースを狙うなど、味方と連動した動きが大切です。

ただしボールホルダーがプレスにあってる時は寄って、パスコースを作ってあげましょう。

主な役割:守備

1対1で負けない

両足を揃えると左右どちらにもいかれてしまうため、基本スタンスとしては半身です。前に出した足に体重を乗せると、後ろに下がりながらの守備が難しいので、後ろ足に体重を6割乗せるイメージで対応します。

足の形は斜めですが、上半身は真っ直ぐ(肩のラインと相手と正対に)することで、左右両サイドに体を切り替えしやすくなります。

そして、中を切りながらサイドへ誘導します(ワンサイドカット)。

このように、相手の選択肢を狭めながら粘り強く守ると言う意識を持ちましょう。

奪うときは飛び込まないよう注意です。遠すぎず近すぎず細かいステップを踏みながら適度な間合いを保ちます。その中で、相手のタッチが大きくなる瞬間を狙いましょう。相手の胸あたりを手でブロックしながら体を入れます。

相手のタッチが乱れたり、背中を向けた状態の時は思い切って間合いを詰め、突破を阻止しましょう。

相手の逆足に誘導して、タッチがぎこちなくなったタイミングを狙うのもコツの1つです。

パスコースを切る

パスコースを切ることで、パスの出どころを予測できます。基本的には中央を切りサイドに誘導します。しかしチームによっては、中央に対人プレーが強い選手が揃っているため「サイドを切り、中に誘導したい」という狙いもあります。監督や仲間とコミュニケーションを取り、周りと連動することを意識しましょう!

1人で闇雲に取りに行くのはNGです。

中に絞る

逆サイドにボールがあるときは中に絞り、ゴールに近い危険な選手をマークしましょう。

例えばSBがCBのカバーをするために中へ絞った分、スペースが生まれます。ここを相手に使われたら危険なのでSHが絞ることで失点確率を下げることができます。

また、サイドチェンジを予測したポジショニングを意識することで、逆サイドの選手に対するプレスが速くなります。

ハーフライン付近においても、例えばボランチが味方のカバーのために中央から出た場合、スペースが生まれて危険です。なのでSHが絞り、スペースを埋める必要があります。

補足
攻撃で逆サイドにボールがある際、
奪われた時のことを想定した
ポジショニングを取りましょう。

※もちろんチーム戦術、スコア、時間帯によって「リスクの許容度」が変わるので、状況にあった判断ができるよう試行錯誤しましょう。

SBと連携する

サイドバック(SB)と連携して守備をしましょう。サボると数的不利になりサイドを攻略されてしまいます。

おわりに

サイドハーフの基礎的な動きや
役割がわかったと思います。

いずれにせよ、
実践を積んでく中で修正し
感覚を磨くことでしか
サッカーは上手くなりません。

なので、この記事を何度も見直して、
あなたに足りてないプレーを1つ1つ
意識しながら日々の練習に
取り組んでいきましょう!

そうすればあなたも必ず
チームに欠かせないSHになれるはずです。

今回は基礎的な内容を解説しました。正直、スコアや時間帯、チーム戦術によってサイドハーフの役割も変わってくるので、あくまで参考程度にお願いします。

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投稿者プロフィール

得点力UPコーチ村上
得点力UPコーチ村上得点力UPコーチ
・小3−小6
青森県でプレー。キャプテンを務め、地区トレセンで埼玉所沢遠征のメンバーに選出された。

・中1−中3
群馬県でプレー。プロ選手を輩出した実績のある監督のもと厳しいトレーニングを受ける。市大会優勝、県大会ベスト8のチームで10番、FWとしてプレー。

・高1~高3
県内中堅レベルの高校へサッカー推薦を経て入学。しかし、中学で成長が止まったのか今まで通りのプレーを発揮できない。高3の春まで公式戦に出れず人生最大の挫折を味わう。

しかし「自分がエースとしてチームを勝たせる」という目標を諦めきれず試行錯誤しまくる。すると、あるきっかけから得点力が上がり、練習試合で2試合5ゴールを記録。監督から評価され、選手権予選で晴れて念願の公式戦初出場を果たす。

その時の経験から「正しい努力」の大切さを学び、そのメソッドを広め全国の自分みたいに努力しても伸び悩んでる人たちに届けたいと思い、大学3年時から「得点力UPコーチ」としてオンラインで活動開始。

現在(2020年4月)、大学を卒業し「得点力UPコーチ」として本格的に活動中。オンラインサッカースクール(有料プログラム)では「ベンチ以下からレギュラーを目指す」選手、「全国常連校」の選手や「なでしこリーグ」の選手など、幅広くコーチング。

夢は「FW専門のオンラインサッカースクール」として日本一になり、全国の得点力不足で悩むFWの選手をチーム1のエースに引き上げること。そして、海外でプロサッカーチームを作りプロへの道を支援すること。

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