【中盤の選手必見!】運ぶドリブルを使いこなして、パスコースを見出そう!
- 2019.10.29
- ドリブル
中盤でボールを持ち
「パスコースがない!」
と慌ててしまう場面、
ありませんか?
中盤の選手は
ゲームを組み立てるために
パスコースを見出す必要があります。
そんな人に向けて
「パスコースを見出し
中盤で落ち着いて
ゲームを組み立てるための
運ぶドリブル」
を解説します。
この記事を最後まで読めば
✔️パスコースを見つけやすくなり
落ち着いてゲームを
コントロールできる
✔️パスミスが減り
パス成功率が倍以上UPするので
勝利に貢献しやすくなる
✔️「あいつに預ければ安心!」
と思われるくらい
チームにとって必要な存在になれる
というメリットがあります。
つまり、中盤の選手はもちろん
前線でゴールに近い位置で
プレーする選手。
ディフェンスラインから
縦パスを入れたい選手など
幅広く応用できる方法です。
おそらく、あなたの指導者は
教えてくれない方法です。
こういった貴重な情報を
僕は発信するので
「みんなが知らない情報を知って
実践して、こっそり上手くなりたい!」
「なんでそんな上手くなったん!?」
と驚かれたい!
という人、全員必見です!
運ぶドリブルを覚えよう
ドリブルには2種類あります。
①抜くドリブル
②運ぶドリブル
①は、相手を抜いて局面を打開し
シュートを目指すプレーです。
ラストパスといった
チャンスメイクもしやすくなります。
で、今回教えるのは②の
運ぶドリブルです。
①では抜くために
前傾姿勢になることが
ポイントです。
前傾姿勢によって
スピードに緩急をつけ
相手の意表をつけます。
②は、運びつつパスコースを
伺うプレーです。
なので、周り(味方の動き、体の向き)
を見る必要があります。
よって、上半身を起こす姿勢が
基本になります!
①抜くドリブル
→前傾姿勢で、攻撃体制
②運ぶドリブル
→味方の動きを見るために
上半身を起こす姿勢
まずはこの2つの違いを
理解してください!
運ぶドリブル 意識するポイント
先ほど、運ぶドリブルでは
「上半身を起こして味方を見る!」
がポイントと言いました。
その上で意識して
欲しいことがあります。
それが、「角度」です。
パスを受ける側、
出す側の位置関係で、角度は
かなり大事な要素です。
距離も重要ですが、
それはキック力で解決します。
でも、いくらキック力があっても
相手とポジションが被ってたり
パスの出し手の体の向きに対して
反対側にいると、
パスコースは生まれません。
まあ、キック力で相手の裏を通す
いわゆるロングキックは手段として
可能ではありますが
パスの成功率は低くなります。
パスの精度や受け手のトラップの
難易度が上がるからです。
ですので、パスコースを見出すための
運ぶドリブルでは、「角度」を
ポイントとして覚えておきましょう。
運ぶドリブル 角度を生み出す方法
結論としては
「横への移動」です。
横に移動することで
縦へのパスコースが見出せます!
逆に、一直線に
敵に突っ込んでしまうドリブルは
パスコースの角度がどんどん狭まるので
選択肢が狭まります。
これはNGです。
ボールを持って、敵のプレッシャーが
あまり強くない。
運ぶ余裕がある。
その時は横にずれるように
ドリブルすることで
相手もずれるし、
自分からパスコースを生み出せるので
パスの成功率が上がります!
ミスが減ります!
実践しましょう。
実践
①ボールを持ったら、
横に移動しつつ角度をつけ
パスコースを生み出す
(厳密にいうと場面にもよりますが
斜め前に移動しましょう)
②サッカーの目的はゴール!
横に移動する時も、常に体の向きは
ゴールを意識する
③横に移動し角度を作り
パスコースが見えたら
すかさずにパス!
【応用】
相手がパスコースを切ってきたら
すぐにドリブルで切り返し
突破しましょう!
「パスするぞ!」
という雰囲気自体が
フェイントになります。
おわりに
運ぶドリブルでは
・上半身を起こし、味方の動きを見る
・横に移動しつつ角度を作り
パスコースを生み出す
がポイントです。
逆に、相手にむやみに
向かっていく選手は一発アウトです。
セレクションや
チームのレギュラー選考から
落選しがちです。
気をつけてください!
参考までに
今回の内容を踏まえて
モドリッチのプレーを見てください。
彼は、運ぶドリブルが
かなり上手いですし
横へのドリブルで
角度をつけてパスコースを
生み出しています。
追伸①
今回の記事を読んでの感想は
公式ラインでください!
記事や動画で教えて欲しい悩みも
ご相談くださいませ。
追伸②
資料を揃えたので
もう一度解説してみます。
丸で囲んだ選手に注目です。
直線ではなく、
右斜め前へドリブルします。
もしここで直線に進んでたら
敵との距離が近くなるだけでなく
パスコースがなくなり
ミスしやすくなります。
斜めにドリブルすることで
チャンスにつながる
絶好のパスコースが生まれます。
あとは正確にパスを通すだけです。
味方とタイミングを合わせて
パスを出しましょう。
投稿者プロフィール
-
・小3−小6
青森県でプレー。キャプテンを務め、地区トレセンで埼玉所沢遠征のメンバーに選出された。
・中1−中3
群馬県でプレー。プロ選手を輩出した実績のある監督のもと厳しいトレーニングを受ける。市大会優勝、県大会ベスト8のチームで10番、FWとしてプレー。
・高1~高3
県内中堅レベルの高校へサッカー推薦を経て入学。しかし、中学で成長が止まったのか今まで通りのプレーを発揮できない。高3の春まで公式戦に出れず人生最大の挫折を味わう。
しかし「自分がエースとしてチームを勝たせる」という目標を諦めきれず試行錯誤しまくる。すると、あるきっかけから得点力が上がり、練習試合で2試合5ゴールを記録。監督から評価され、選手権予選で晴れて念願の公式戦初出場を果たす。
その時の経験から「正しい努力」の大切さを学び、そのメソッドを広め全国の自分みたいに努力しても伸び悩んでる人たちに届けたいと思い、大学3年時から「得点力UPコーチ」としてオンラインで活動開始。
現在(2020年4月)、大学を卒業し「得点力UPコーチ」として本格的に活動中。オンラインサッカースクール(有料プログラム)では「ベンチ以下からレギュラーを目指す」選手、「全国常連校」の選手や「なでしこリーグ」の選手など、幅広くコーチング。
夢は「FW専門のオンラインサッカースクール」として日本一になり、全国の得点力不足で悩むFWの選手をチーム1のエースに引き上げること。そして、海外でプロサッカーチームを作りプロへの道を支援すること。
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