ワンタッチの強迫観念から解放し、ミスを減らしプレーの幅を広げる方法
- 2019.06.17
- トラップ
こんにちは
得点力UPコーチングの村上です。
多くの指導者は
”ワンタッチコントロール”
いわゆるトラップの大切さを
よく強調しますよね。
あなたは、トラップをミスして
相手に寄せられて取られてしまい
「自分はトラップが下手だ」
と悩んでいませんか?
ボールを取られるのを恐れて
「味方に早くパスしよう」と言う
消極的なプレーになってしまいます。
自分からドリブルで
仕掛けようという気持ちがなくなり
相手からしたら怖くない選手です。
そう思われるのって、
悔しくないですか?
僕だったら悔しいです。
「舐めんなよ!」って思います。
とはいえ、口だけ達者でも
プレーで証明しなければ
意味がありません。
そこで、あなたが
ボールを落ち着いてもち
プレーをスムーズに
できるようになる方法を紹介します!
今回は、技と言うより「思考法」ですね。
考え方を変えるんです。
そうすることで、
ボールを持って焦ることもなくなるし
次のプレーを落ち着いて選択でき
活躍の幅が広がります!
シュートを打ってもいいし
味方に決定的なパスで
チャンスメイクしてもいいんです。
ピッチ上で主導権を握る
キープレイヤーになれます!
点に絡むプレーも増やせるので
勝利に貢献する選手になれます!
この記事を最後まで読み
落ち着いてボールを持てる選手になりましょう!
試合で焦らない方法
ボールを受けて
相手に奪われずパスをさばくには、
常にボールを体の近くに置くべきです。
相手のいる場所を確認しつつ、
少しずつボールを置く位置を
変えるような技術が必要なんです。
そのために、2タッチ目の意識が効きます!
確かに、完璧なワンタッチで
蹴りやすいところにボールを置いたり
前を向くプレーは大事。
なので、多くの選手は
ワンタッチコントロールを意識し
プレーします。
ですが、もっと重要視するべき点は
いかにして次のプレーに移れるかです。
もし、そのコントロールが浮いてしまったら
監督が激を飛ばす場面も見られます。
でも、本当に
ワンタッチでぴったり止めることが
必要なのか?
と僕は疑問に思いました。
欧州サッカーを分析すると
ボールを受けた時、多少ボールが浮いて
2タッチ目でコントロールする場面が見られます。
2タッチ目のコントロールは
相手のいないスペースに運んだり
寄せてきた相手の重心の逆に運ぶなど
工夫が見られます。
一方の日本人は
ワンタッチコントロールが上手くいかないと
「ミスった!?」と慌ててしまったり
相手に寄せられて
取られたりする場面が見られます。
僕が思うに、
日本人(もちろん全員ではない)は
育成から強く指導されてるのが影響し
ワンタッチでボールを
しっかり止めなければダメだという
強迫観念があります。
なのでワンタッチコントロールを
ミスってしまうと次のプレーに
スムーズに移れないんです。
ファーストタッチで
正確にボールを動かす意識が強い人ほど
ボールを体から離してしまう傾向が強いです。
相手に寄せられたときに
慌ててしまうことも多いですね。
一方で、2タッチコントロールが
身についている選手は
相手に寄せられても
落ち着いたプレーができます。
ただ、このように言うと
2タッチ以上するとプレーが遅くなり
相手に寄せられると思うでしょう。
でも実際には2タッチのプレーを
1タッチコントロールと同じ速さで行います。
プレーのスピードはあまり変わりません。
むしろ、2タッチコントロールでは
ボールを確実に見てトラップができ
トラップミスが減ります。
2タッチ目にボールタッチをする際は
顔を上げることができるためより
確実に次のプレーに繋げられます。
反対に
1タッチコントロールの
強迫観念があるとプレースピードが
落ちてしまうことがあります。
体からボールを離してしまうと
次にボールに追いつくまでの間
プレーができなくなるからです。
2タッチコントロール
メリット
ここで2タッチコントロールの
メリットを整理します。
以前に下記のようなツイートをしました。
ワンタッチのコントロールが大事だと指導者はよく言いますが、2タッチコントロールもかなり有効だしメリットが多いです。ボールが体から離れづらくなり、DFに寄せられる前に次のプレーに移れたり、いつも同じ場所にボールを置くことができるため、いつもでも同じ体勢からキックができます!
— FWドリブルコーチング@村上 (@fIblgW6RgYN9jDs) 2019年4月27日
【2タッチコントロール】
— FWドリブルコーチング@村上 (@fIblgW6RgYN9jDs) 2019年4月27日
基本的に、必ず2タッチ目を利き足で行い、一歩の助走ですぐに利き足でキックできる位置にボールを置くということがあります。逆足でこの練習をする必要はまったくありません。ピッチ上であえて自分の不得意な足を多く使おうとする選手は少ないからです。
✔️1タッチ目をボールを
しっかり見れるので集中力が上がり
ミスが減る!
✔️2タッチ目に顔が上がり
落ち着いた判断ができる!
✔️DFにボールの行き先、
次のプレーを読まれづらくなる
✔️ボールが体から離れづらくなり
DFに寄せられる前に次のプレーに移れる
✔️いつも同じ場所にボールを置けて
いつも同じ体勢からキックができる
やり方のポイント
①1タッチ目で足元に置く
軽くジャンプしてトラップします。
②2タッチ目でキック又は
蹴りやすい所に運ぶ
利き足と逆足(軸足)で着地し
次に利き足で蹴りやすい位置に
コントロールしましょう!
場合によっては3、4タッチ目で
相手を外すプレーも必要になります。
最後に
2タッチコントロールには
様々な利点があります。
この意識を持つだけでも
プレーに余裕が生まれ落ち着いて
プレーできます。
練習をするときは
利き足をかなり重点的にやってください。
極論言うと、逆足はやらなくていいです。
なぜなら試合中、
わざわざ苦手な足を使うことは
滅多にないからです。
※メッシやイニエスタも
ほぼ利き足のみのプレーです。
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一緒に高みを目指して
頑張りましょう!
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投稿者プロフィール
-
・小3−小6
青森県でプレー。キャプテンを務め、地区トレセンで埼玉所沢遠征のメンバーに選出された。
・中1−中3
群馬県でプレー。プロ選手を輩出した実績のある監督のもと厳しいトレーニングを受ける。市大会優勝、県大会ベスト8のチームで10番、FWとしてプレー。
・高1~高3
県内中堅レベルの高校へサッカー推薦を経て入学。しかし、中学で成長が止まったのか今まで通りのプレーを発揮できない。高3の春まで公式戦に出れず人生最大の挫折を味わう。
しかし「自分がエースとしてチームを勝たせる」という目標を諦めきれず試行錯誤しまくる。すると、あるきっかけから得点力が上がり、練習試合で2試合5ゴールを記録。監督から評価され、選手権予選で晴れて念願の公式戦初出場を果たす。
その時の経験から「正しい努力」の大切さを学び、そのメソッドを広め全国の自分みたいに努力しても伸び悩んでる人たちに届けたいと思い、大学3年時から「得点力UPコーチ」としてオンラインで活動開始。
現在(2020年4月)、大学を卒業し「得点力UPコーチ」として本格的に活動中。オンラインサッカースクール(有料プログラム)では「ベンチ以下からレギュラーを目指す」選手、「全国常連校」の選手や「なでしこリーグ」の選手など、幅広くコーチング。
夢は「FW専門のオンラインサッカースクール」として日本一になり、全国の得点力不足で悩むFWの選手をチーム1のエースに引き上げること。そして、海外でプロサッカーチームを作りプロへの道を支援すること。
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